新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 昨年は世界的に激動の年でした。静車協も解散となりました。これに対しては様々なことを言う方がいますが、本気で残したいと思う方が数人でもいたら、解散にはなりませんでした。残す方向で動いた時に、協力してくれた方は僅かです。本音では誰も必要としていなかったというのが現実でした。どんなものも、始まりがあれば終わりがあります。永遠に続くものはありません。仕方なかったというのが当事者としての実感です。

 幾つかの出会いがあり、見識は一気に広がりました。ライフワークとして追求してきた自研指数についても、昨年で一区切りつきました。鈑金塗装業界の諸悪の根源は、自研指数にあるというのが自分なりの結論です。自研指数は科学的根拠のある数値と言われてきましたが、その根拠を誰も語ることができません。私達修理工場は何も知らないし、損保も何も知りません。自研センターは指数の概念を語るだけです。数値の具体的な根拠は全て企業秘密で、一切語らずに信じろと言います。まるで宗教です。

 「自研指数とミッチェルの比較分析」という動画を、2年ほど前にYouTubeにアップしています。その中で述べましたが、自研指数とミッチェルのベースは同じです。同じ考え方を基に作られた数値ですが、なんと倍以上の数値差があります。これほどの差が何故あるのか。自研指数の導入経緯を知るにつれて疑念も深まり、既に自分の中では確信となっています。客観的に正しい数値が作業工数でなければ、現場作業者の頑張りは報われません。これをなんとかしたい。今年からのテーマです。

www.youtube.com/watch