新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 
 昨年も激動の年でした。目の前の課題を片付けているうちに、気がついたら年末でした。まいったなという思いと同時に、ありがたみも感じています。同級生の多くが定年や再出向という年齢を迎える中で、私自身は現役バリバリですからね。サービス業自体も性に合っているし、やりがいや生きがいを感じます。もともと贅沢とは無縁の性分ですから、収入的な拘りもありません。だから半ばゲーム感覚で、昔ほどガツガツとやっていません。ところが不思議なことに、今の方が新規顧客も取れるし売上も上がります。不安も少ないです。たぶん今年も、あっという間に過ぎるでしょう。

 年末に新しい自動車整備士制度の骨子案が発表されました。かねてからの噂どおりのシンプルな構成です。従来のガソリン・ディーゼル・シャーシといった枠組みが無くなり、2級なら全て2級整備士に一本化されます。エンジン屋という職業は、過去の職業になります。鈑金屋も同様です。今後は車屋だけが残ります。そういう時代を迎えるなかで、鈑金屋だけで、車体だけで活動することは限界です。非難を承知で、静車協三役は組合解散の方向に舵をきりました。長期視点で全会員のメリットを考えれば、これが正しい選択と判断しました。今後の組合活動は、振興会の枠組み内でおこないます。当分は勝手連です。