6月18日と25日の2日間で、、静車協最後の講習会をおこないました。テーマは「どうやって価格転嫁をしていくのか」。関係者抜きで120名ほどが参加し、そのうちの80%以上から満足・とても満足との回答をいただきました。有終の美は飾れたかと思います。
講習内で「料金問題の歴史-自研指数の誕生と普及」というテーマで、指数検証会の話をさせてもらいました。これは私が自研指数に興味を持ち、独自に作業研究・標準作業時間について学びを続けていく中で、たまたま知りえたことです。自分の中で出た結論は、実は最初から方向性が決まっていた、できレースの中で踊っていたのかなというところですか。そこまで承知した上で、今後はどうするのか。様々な考え方があります。
アンケートのコメントを読んで目についたのが、「具体的な交渉例が知りたい」です。基本的な考え方は全て話しました。あとは各自で、実践あるのみです。10の知識よりも1の実践の方が、得られるものは遥に大きいです。知識なぞ、知っているだけでは、たいしたことはありません。どこまで実践できるかが全てです。